成島監督、岡田会長に「完成作品見てもらえず残念」

成島出監督(2020年12月22日撮影)

来年公開映画「いのちの停車場」(来年5月21日公開)の監督を務める成島出監督が22日、都内で「2021年 東映ラインアップ発表会」に出席し11月18日、急性大動脈解離のため死去した東映会長の岡田裕介さん(享年71)について言及した。

岡田さんは亡くなる直前まで本作の陣頭指揮をとって製作を進めていた。

成島監督は「岡田会長がリーダーとして引っ張ってくれて、完成作品を見てもらえず本当に残念です」と肩を落とした。

岡田さんについて「(本作の主演を務める)吉永小百合さんの映画を撮るときはいつも一生懸命になりすぎて、過労、過労で、どこか悪くしてしまうんですけど、今回は(無事に)ゴールしたねって言ってたんです。その矢先に…」と言葉を詰まらせ「正直あまりに突然のことだった。なんで急にいなくなっちゃうのって」と当時の心境を振り返った。

岡田さんの人柄について「映画に対する愛がものすごく深い人。全てがそれに基づいている」としみじみ話した。

現在は編集を終え、仕上げの最終段階に入っているといい「なんとか会長に丸をもらえるようなものに仕上げていきたい」と魂を込めた。