コロナ禍「青天を衝け」初回にドラマ鍵、子役も健在

第60作NHK大河ドラマ「青天を衝け」制作・主演発表会見でポーズを決める渋沢栄一役で主演の吉沢亮(撮影・垰建太)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

NHK大河ドラマ「青天を衝け」が2月14日からスタートする。日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一の生涯を描いた作品で、主演を務めるのは吉沢亮。

2月7日に最終回を迎える「麒麟がくる」もそうだが、今作もコロナ禍で多大な影響を受けた。撮影の中断を余儀なくされただけでなく、ドラマとして最も大事なPRを妨げられたことが、最も気の毒だと思わざるをえない。

大河ドラマといえば、年始のスタートが定番だ。そのため、年末年始の番組には大河出演者がPRのために登場するほか、大みそかの紅白歌合戦に、誰かが携わるのがこれまでの通例でもあった。

宣伝&PRという出ばなをくじかれただけでなく、今年に入って出された緊急事態宣言により、試写会や会見といった手段も封じられてしまった。そのため「青天を衝け」の試写もスタート前の会見も、すべてがオンラインに切り替わった。

同作は4Kで撮影しており、東京・NHKにある大画面の試写室で見るのと、パソコンで見るのとでは、おのずと迫力はもちろん印象も変わってくるように思う。

それでも、第1回では、今後のドラマの鍵となるシーンが随所に埋め込まれていた。NHKのドラマに出演する子役の演技が素晴らしいのは定番ではあるが、それらも含めて楽しんでほしいと思う。 【竹村章】