生田斗真「危機でも残ってきた」コロナ禍舞台へ思い

舞台「ほんとうのハウンド警部」に主演する生田斗真(前列中央)。前列左から池谷のぶえ、1人おいて、趣里。後列左から手塚祐介、山崎一、峯村リエ、吉原光夫、鈴木浩介

生田斗真(36)が4日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで、今日5日に初日を迎える主演舞台「ほんとうのハウンド警部」のゲネプロを行った。

とある舞台公演を訪れた演劇評論家を演じ、吉原光夫(42)趣里(30)池谷のぶえ(49)鈴木浩介(46)峯村リエ(56)山崎一(63)ら実力派キャストとともに、現実と虚構が交錯した不思議な世界を描く。「僕が観客だったら、皆さんのお名前だけで『絶対見に行こう!』と思う方々ばかり。まさに『演劇モンスター』が集まったぜいたくさ。ご一緒していて本当に楽しい方々ばかりです」とアピールした。

コロナ禍を受け、観客の左右の客席を空けるなど感染防止を徹底しての上演となる。「長い歴史の中で人間は多くの危機に直面してきても、演劇はしっかり残ってきたんですよね。どんな状況でも、楽しみたいとか、元気になりたいとか、何かを求めてお客さまが目の前にいてくださる限り、僕たちも舞台に立たなければと思います」と誓った。