東日本大震災から丸10年を迎えた11日、宮城県気仙沼市出身のフリーアナウンサー生島ヒロシ(70)が、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)の生放送に出演した。
生島は東日本大震災で、妹の亀井喜代美さん(享年57)夫妻を津波で亡くしている。
万感の思いを込めた「いやぁ、3月11日が来ました!」という声でスタート。10年経過した現在の復興状況やスポーツ紙に記事が出ていた羽生結弦(26)や田中将大(32)、佐々木朗希(19)などの話題を紹介した。
気丈に番組を進めていた生島が声を詰まらせ、せき込んだのが映画の堤幸彦監督(65)との対談が終わった直後。気仙沼在住のシンガー・ソングライター熊谷育美(35)が歌い、被災地を勇気づける応援ソングと言われている「雲の遥か」が流れると「今も込み上げてくるんです」と涙声になった。
10年前の3月11日午後2時46分、その時、生島は仙台のホテルで講演会の真っ最中だった。いきなり、ドーンと来た大きな揺れに生島は「皆さん、隠れてください。私はアナウンサーですので、死んでもマイクは離しません」としゃべり続けたが、停電のためにマイクがダウンし講演会は中止となってしまった。
あれから10年。生島は「東日本大震災の教訓を忘れずに、1人1人が防災・減災意識を持って1日1日、のぞんで行かないといけないかなと思います」と話した。