<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
昨年11月1日に東京・代々木第1体育館で行われた、V6の25周年記念配信ライブを現地取材した。
個別の取材はあっても、メンバー全員がそろう機会に立ち会うのは初めての経験。ベテランジャニーズが並んだ迫力に一瞬ドギマギしたが、メンバー間の和気あいあいとした雰囲気にまもなく緊張がほどけたことを覚えている。
一例を挙げると、デビューイベントを開催した同地の思い出を話す場面で井ノ原快彦(44)が「原宿の景色も変わったね。テント村なくなってんな、なんて」としみじみすると、三宅健(41)がすかさず「それずいぶん前だよ」。25周年のビジュアルブック用に写真撮影を担当した岡田准一(40)が長野博(48)に「(シャッター時)3回に1回は目をつぶる」とクレームを入れると、長野が「呼吸を俺に合わせてくれ」とやり合うなど要所要所で笑わせてくれた。年下が年上に容赦なく突っ込む構図に、空気のよさを感じたのだった。
井ノ原は「年がバラバラなのでバッチリはまるかと言われたらそうじゃないけど、はまる瞬間がこの25年間に何度かあった」と振り返った。これだけ長く続ければ山も谷もあって当然。それを想像させないメンバー同士の和やかさが魅力だと感じていた。
突然の発表には驚いたが、解散は前向きなものという。連名コメントでは「今もなお、メンバー同士、冗談を言い合える日々が続いていることに感謝し、残された時間を大切なファンの皆さんとどう過ごしていけるのか、日々話し合っていきたいと思います。僕たちの気持ちは1つです」。大の大人がキャッキャと笑い合うあの掛け合いをまたどこかで見たいと思っていただけに、来る11月を思うと、個人的には少し寂しい。【遠藤尚子】