Kリューング、ハリポタ出演決定時の人種差別を告白

米大ヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズで主人公ハリー・ポッターの初恋の相手を演じたアジア系女優ケイティ・リューング(33)が、同作の出演中に受けた人種差別について明かした。ポッドキャストの番組に出演したリューングは、16歳で「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(2005年)に出演が決まった時、作品のファンから多くの憎悪や批判を受けたと告白した。「ある時、自分の名前を検索したら、ハリー・ポッターのファンサイトに、ひどい人種差別的な言葉があふれているのを見つけてコメントを全部読んだことを覚えている」と当時を振り返った。「(キャストに)反対の人はこのボタンをクリックして」というファンの誰かが作ったヘイトサイトもあり、どれだけの人が同意していないのか数字で分かるようになっていたことも明かし、「本当にひどかった」と語った。

さらにそんな状況にもかかわらず、広報担当者からは人種差別についてマスコミに話さないよう口止めされたといい、「私たちはそのようなサイトは知らない。もし、そのことについて聞かれたらそれは事実ではないと答えるように」と言われたと明かした。リューング自身の広報担当者からの言葉なのか、映画会社の宣伝担当の広報担当者から言われたものなのかは明らかにしていない。

リューングは香港出身の両親の元でスコットランドで生まれ育ち、「ハリー・ポッター」シリーズのオーディションを受けてチュウ・チャン役に抜てき。「炎のゴブレット」から最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」(10年)と「PART2」(11年)まで5作品に出演している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)