女優広瀬すず(22)が26日放送のフジテレビ系ドラマ「十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』」(午後9時)で、織田信長の正室・濃姫役を演じる。
市川海老蔵(43)演じる信長が率いる数的にはるかに劣る織田軍が、今川義元率いる大軍を打ち破った、日本史上最大の逆転劇とうたわれる桶狭間の戦いを題材とした本格歴史エンターテインメント。
時代劇初体験の広瀬は「実は“舞台と時代劇はむいていないかもしれない”と思っていました(笑い)。でも(19年のNHK連続テレビ小説)『なつぞら』を終えた後に、何か新しいこともやってみたいなと考えていたので、このタイミングでこのお話がいただけてよかったです」と振り返った。
「所作が決まっているので、先生に細かく聞いて、練習の時間を設けていただきました。他にも、登場人物の関係性を把握したいと思い、本を読んだり時代劇のドラマを見たりもしました。(実際演じてみて)所作が入ってくるので(現代劇のように)自分の心情だけで自由に芝居ができない、セリフも難しい中で、その奥を読むことが難しかったです。それは今までにない感覚、“これが時代劇か”と思いました」と話している。
信長については「信長のことをしっかりと調べたわけではないのでイメージでしかないのですが、海老蔵さんが演じられる信長は“きっとこういう人だったんだろうなあ”と思わせるようなたたずまいでした。つい目で追ってしまうような存在感も、多分共通しているところだと感じました。お芝居になると、絶対に目をそらせてはいけない、負けたくないという気持ちになるほどの目で見つめられるので“絶対、目をそらさないぞ”という気持ちで演じました。以前、イベントでお会いしたことがあったのですが、その時も絶対的なオーラや、つい目で追ってしまう存在感を感じたことを思い出しました」。
印象に残っているシーンについては「父の斎藤道三が討ち死にした後に“私は信長様にとって役に立てない身になった”と言うシーンです。実はクランクインして2日目の撮影だったので、正直、難しいなとも思ったのですが、すごく考えながら演じました」と振り返った。
「時代劇には、現代劇ではあまり感じることのできない、はかなさがあった。今回は撮影の日数が少なかったので、まだまだ知らないこともたくさんあるだろうなと感じました。今回演じた濃姫は、独特の存在感があるイメージだったので、演じられたことがとてもうれしかったですし、別の作品でまたこの役をやってみたいなと思いました。そういうのも時代劇ならでは考えられることですよね。濃姫の強くて、でもどこかはかないところはとても魅力的で、その表現には悩みましたが、現代の女性にも共感していただけるところだと思います。戦のシーンは私も一視聴者として楽しみにしています」と話している。