松山ケンイチ「負け続けたから人に対して優しさを」

映画「BLUE/ブルー」完成報告会に登壇した、左から吉田恵輔監督、東出昌大、松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生(撮影・村上幸将)

松山ケンイチ(36)が17日、都内で行われた主演映画「BLUE/ブルー」(4月9日公開)の完成報告会で、2勝13敗のボクサーを演じるのに撮影まで2年練習したと明かした。「弱かったっすね。負け続けたからこそ人に対して優しさを感じる」と評した。

中学2年から30年、ボクシングを続ける吉田恵輔監督に指導を受け「撮影が延びて2年くらい練習。習得するには必要な時間だった」と語った。後輩の天才ボクサーを演じた東出昌大(33)は、木村文乃が「パンチがプロ級だと監督がニコニコした」と明かしたほどの腕前になったという。