19年に放送されたNHK連続ドラマ「パラレル東京」が22日、午後10時からスペシャルバージョンで放送された。地震により倒壊したビルに閉じこめられてしまった女子高生・島村由希役を演じた吉田美佳子(21)が話題だ。
同作はマグニチュード7・3の首都直下地震が発生した様子が描かれた。入社4年目の「ナイトニュース」サブキャスターのアナウンサー倉石美香(小芝風花)は、突然発生した首都直下地震に巻き込まれ、メインキャスターが行方不明になったため、編集長の江口繁之(高橋克典)に自分が伝えると志願。未曽有の被害を伝える中、同僚や家族が火災に巻き込まれ連絡が途絶えるが報道を続けるストーリー。
19年同局「トクサツガガガ」でも主演の小芝と共演した吉田。閉じこめられたビルから小芝と電話で会話するシーンでは、声だけで絶望的な状況を伝えた。「私怖いです…何も見えなくて…倉石さん…助けは来ないんでしょ…? もういやだ…私…もう無理です…」と涙声で訴えかけ、強烈なインパクトを残した。
また地震発生から4日後に救出されるシーンでは、意識こそあるものの、泥にまみれてぐったりしている様子を熱演した。
ツイッター上では「小芝風花と今話していたスポーツ女子って、トクサツガガガで共演していた金髪の女子大生なのかな」「みやびさん救出された」「島村由希さん土埃まみれや」「島村さん救出されて本当に良かった!」「17歳の島村由希さん、無事救出」といった役名に多くの注目が集まっている。
今作は「防災のためもう一度体感したい」という多くのリクエストに応え、4夜連続ドラマを約1時間に再編集。放送とデジタルサービスを通じ、最大震度7、死者2万3000人、負傷者12万3000人と想定される大災害で何が起きるのか、どうすれば命を守れるのか、ふたたび考え直すきっかけとなる作品。20年イタリア賞、ABU賞の最優秀賞を受賞した。