川口春奈TBS「着飾る恋」初回9・1% 5人のルームシェアがスタート

川口春奈(2019年12月18日撮影)

川口春奈主演のTBS系主演連続ドラマ「着飾る恋には理由があって」(火曜午後10時)第1話が20日、放送され、世帯平均視聴率が9・1%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作は、価値観の違う人々がひとつ屋根の下でさまざまな恋を繰り広げる“うちキュン”ラブストーリー。

7年半ぶり連ドラ主演の川口は、キレイに着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン・真柴くるみを演じる。価値観の違う人々とルームシェアをしながら恋をし、友情を深めたりしながら、自分らしく生きる姿が描かれる。

横浜流星が主人公・くるみのルームシェアメンバーで“ミニマリスト男”の藤野駿を演じる。

第1話で、くるみは、インターネット通信販売で若者から支持を集めるインテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス=スペイン語で“虹”の意)の広報として、プレスリリースやメルマガの作成、メディアの取材対応、広告宣伝のPR活動を担当。同社を興した社長・葉山祥吾(向井理)からも一目置かれていた。

会社に貢献したいと宣伝を兼ねて始めたSNSでは10万人近くのフォロワーを持ち、インフルエンサーとしても活躍。会社のため、フォロワーのため、そしてひそかに思いを寄せる葉山社長のため、「憧れの存在」であり続けようと背伸びし努力していた。

くるみは、日々業務に追われマンションの契約更新を忘れていたせいで部屋を追い出されてしまった。彼女に手を差し伸べたのは、カフェでバイトしていた頃に仲良くなった常連で、くるみの唯一の女友達であり、「姉御」と慕う人気フードスタイリスト・早乙女香子(夏川結衣)だった。香子の計らいで、くるみは表参道の一等地に立つ彼女のマンションを案内された。そこはシェアハウスで、個性豊かなメンバーがそろっていた。自由気ままに好きな時だけキッチンカーでバルを営業する料理人で、シンプルな生活を追求する超マイペースな性格のミニマリスト・藤野駿。駿のはとこでオンラインカウンセラーとして悩み相談を請け負っている関西人・寺井陽人(丸山隆平)。近所の高級スーパーでデリバリーのバイトをする傍ら、現代アートの絵画やオブジェを作るアーティストの卵・羽瀬彩夏(中村アン)。この3人にくるみと香子という、縁もゆかりもない、年齢も職種もバラバラの5人でルームシェアがスタートした。