鈴木京香がNHK大河「鎌倉殿の13人」丹後局役に「もう彼女の大ファン」

20年1月15日、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の発表会見を行った脚本家三谷幸喜氏

来年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜脚本、小栗旬主演)の第3次出演者が27日、同番組の公式ツイッターで発表され、鈴木京香(52)の出演が明らかになった。大河出演は6回目となる。

西田敏行演じる後白河法皇に愛される、丹後局(たんごのつぼね)を演じる。ツイッターでは「法皇様、頼朝のことはお諦めになってはいかがですか」のせりふと共に紹介された。

鈴木は役柄について「うれしいオファーをいただいた時、私は恥ずかしながら丹後局を知らなかったものですから、慌てて資料を読みあさり、その時代には珍しく政治に積極的に関わった女性だったと知りました」とコメント。

また「年齢を重ねれば重ねるほど、その熱意を募らせていったという丹後局。今はもう彼女の大ファンです!丹後局として撮影に参加できる日を心待ちにしています」とした。

第3次出演者はこの日、公式ツイッターで随時発表され、「奥州の覇者」藤原秀衡(ふじわらのひでひら)役の田中泯(76)、「源頼朝の愛妾」亀役の江口のりこ(40)、「甲斐源氏の棟梁(とうりょう)」武田信義役の八嶋智人(50)、「三浦党の惣領」三浦義澄役の佐藤B作(72)の出演が発表されている。

主演の小栗旬のほか、これまでに菅田将暉、小林隆、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋らの出演が発表。今月9日には、第2弾出演者として新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行の参加が明らかになっていた。

鎌倉時代を舞台に、小栗演じる北条義時が幕府の最高権力者に上り詰める姿を描く。脚本は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く3作目の大河となる三谷幸喜氏が手掛ける。