有村昆が全レギュラー事実上降板へ テレビ1本、ラジオ4本抱える

有村昆(2018年3月1日撮影)

女性とのホテル密会が報じられ、芸能活動を自粛することを14日に発表した映画コメンテーターの有村昆(44)が、レギュラー出演するテレビ・ラジオ番組全5本を降板することが、事実上決まった。

有村は現在、テレビ1本、ラジオ4本のレギュラー番組を抱えているが、所属事務所によると、すべての番組の降板を申し出たという。

TBSラジオは、有村と本仮屋ユイカ(33)がパーソナリティーを務め、今年4月にスタートした、経産省後援の情報番組「地方創生プログラムONE-J」(日曜午前8時)について「昨日、報道を受けて、所属事務所から活動自粛の申し入れがあり、関係各所と話し合いをして降板という形になりました」と説明。代役は決まっていないという。番組スタートから約1カ月でのパーソナリティー降板については「残念としかいいようがありません」と話した。16日放送では本仮屋が、有村の謝罪の思いなどを込めた手紙を読むという。

BS11は、有村が土日に出演している番組「ディスカバリー傑作選」(土、日曜午後8時)について、「収録済みの16日分は放送し、その後は出演を見合わせる」とした。収録済みの22、23日放送分は撮り直しを行う予定。今後について、6月までは午後8時台のナビゲーターを務める竹内香苗アナウンサー(42)が有村が担当していた午後9時台も務める。なお、7月からの担当は未定で、協議中という。

有村が木曜出演しているJFN系「Seasoning」の「シネマ」コーナーは、13日を最後に降板する予定。5月分の出演回は収録済みだが、放送は見合わせ“お蔵入り”となる。

SBSラジオ(静岡)は、有村が水曜パートナーを務めていた「内山絵里加のふくわうち・金のふくわうち」について「出演されなくなったのは事実です」と認めた。

bayfm「The BAY LINE」は、公式ホームページの出演者や出演予定から有村の写真と名前が消えた。

有村は、14日発売の「FRIDAY」で緊急事態宣言下の4月下旬に女性とのホテルなどでの密会が報じられている。有村は、2012年にフリーアナウンサーの丸岡いずみ(49)と結婚、不妊治療の末、16年の冬にロシア在住の代理母と契約を結び、18年1月にロシアで、凍結受精卵による代理母出産で長男が誕生。昨年7月には夫婦で新型コロナウイルスに感染していた。