「最初は死も覚悟した」神田うの 昨年11月夫・西村氏脳梗塞で救急搬送

自身でプロデュースしたコスメを横にポーズを取る神田うの(撮影・関根直人)

タレント神田うの(46)が20日、都内で、初プロデュースする美容化粧水「ポー・デ・ビジュー ウノ」の発表会を行った。ポー・デ・ビジューはフランス語で宝石肌という意味。昨年6月に前所属事務所を退所し独立してから初めての本格的な仕事で、同8月から自らが実験台となり化粧水の開発にいそしんできたという。

「内面からでる美しい肌、宝石のように輝く、自分の力で輝く肌を目指したいと」と幹細胞エキスを3種配合。さらに、3種の宝石由来のエキスを配合するなど「ずっと一緒に今後の人生を歩んでいく化粧水」に仕上がった。

ポータルサイト「TOKYO COSMETICS」で21日から先行予約販売が始まり、価格は8580円(税込み)。うのは「化粧品の価格は広告費が締める割合が高い。この商品は私が広告塔ですから」と説明。関係者によると、大手化粧品メーカーでの販売になると数万円になるという。

この化粧水を開発している昨年11月、夫の西村拓郎氏(51)が脳梗塞で倒れ、救急搬送された。うのは「倒れてから半年がたち、やっと歩けるようにはなりました。最初は、死も覚悟したし、車いすにも乗れない状況だった」と振り返る。うのは、毎日PCR検査を受けた上で病院に通うなど、献身的な看病を続けた。「病院では気丈にしていましたが、病院から帰る車の中でとめどなく涙が流れることもありました」。過労からか、うのも昨年12月に倒れ4日間、入院した。「娘が一番かわいそうでした。両親が本当によくサポートしてくれたので頑張ることができました」。

うのの献身的な看病もあり西村氏は周囲に「結婚して初めて夫婦っていいなと思った」と話しているという。うのも「神様が与えてくれた試練かもしれません。結局(夫が)好きなんですよね。今回のことで絆が深まりました」。リハビリを頑張ったこともあり、今ではつえがなくても歩けるようになり、仕事にも復帰している。