バイデン大統領が21日、記者会見でFOXニュースの記者からUFO(未確認飛行物体)に関する質問をされ、「オバマ元大統領に聞いておくよ」と答える一幕があった。
ことの発端は、オバマ氏が今週初めに放送されたCBSテレビのトーク番組「レイト×2ショー・with・ジェームズ・コーデン」で、米海軍と空軍のパイロットが撮影した正体不明の飛行物体について尋ねられ、映像は「真実」であると認めた上で「それが何であるかは正確には分かっていない」と話したことだった。
オバマ氏が政府はUFOについて公表できない情報を持っていることを示唆したと話題になっていたことから、記者はオバマ政権時代に副大統領を務めたバイデン大統領にこの発言の真意を問おうとしたものだった。しかし、バイデン大統領は笑いながら質問をかわして記者会見を終了し、UFOの存在について公式に語ることはなかった。
オバマ氏は映像に記録された正体不明の飛行物体について、「動き、その軌道を説明することができないんだよ。簡単には説明できないパターンの動きをしていた。今もそれが何であるか真剣にとらえ、調査して正体を突き止めようとしていると思う」と語っていた。
UFOの存在を巡っては、ニューヨーク・タイムズ紙が米国務省が07年から5年間にわたって秘密裏に調査を行っていたと報じており、海軍の航空機が撮影した謎の飛行物体の映像3本が昨年公開されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)