「ワイルド・スピード」故ポール・ウォーカーさん運転のスープラが競売に

ポール・ウォーカーさん(03年8月撮影)

2013年に交通事故で40歳の若さで亡くなった俳優ポール・ウォーカーさんが、大ヒット映画「ワイルド・スピード」シリーズの撮影で運転していたオレンジ色のトヨタ・スープラが、米ラスベガスで来月競売にかけられることが明らかになった。

1994年モデルのスープラは、2001年に公開された記念すべきシリーズ第1作でウォーカーさん演じるブライアンが、ヴィン・ディーゼル演じるドミニクとのドラッグレースに負けたあと、ドミニクのガレージに持ってきた車で、ラストのレース対決シーンにも登場している。また、撮影後に改造され、03年の続編にも登場している。

競売会社のバレットジャクソンによると、カリフォルニア州のショップが撮影のためにカスタマイズしたもので、車体やインテリアが実際に撮影に使われていたことを証明する書類もあるという。

車は2作目のために改造されたが、撮影後に元に戻されて色も続編のゴールドからオリジナルのオレンジに塗りなおされている。撮影で使用されたスープラが競売にかけられるのは今回が初めてではなく、15年にはターボチャージャーを備えていないスタント用の車両が競売にかけられ、18万5000ドルで落札されている。

第1作の公開から20周年を迎えた今年、シリーズ第9作となる最新作「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」が6月25日に全米公開される。

中国や韓国など世界の一部地域では先週末から先行公開がスタートしており、コロナ禍以降最高となる1億6240万ドルの興行を記録する大ヒットとなっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)