昨年12月にトランスジェンダーの男性であることを公表した俳優エリオット・ペイジ(34)が、乳房組織を除去する手術を受けた後、初めて男性として水着姿を披露した。「初めてのトランクスの水着」とコメントを添え、プールサイドで笑顔を浮かべる写真をインスタグラムに投稿した。今年初めに手術を受けたことを明かして以降、上半身裸の姿を公開したのはこれが初めてとなる。
2008年に映画「JUNO/ジュノ」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、俳優渡辺謙も出演した「インセプション」(10年)などにも出演していたペイジは、トランスジェンダーであることを公表して名前をエレンからエリオットに改名している。
ペイジは人気司会者オプラ・ウィンフリーのインタビューに応じ、手術が自身の人生をどれだけ変えたのか人々と共有したかったと語り、「人生だけでなく、命を救ってくれた。それは私だけでなく、多くの人がそうであると信じていることを知って欲しかった。なぜならトランスジェンダーの人たちが医療を受けることに攻撃がある」と公表した理由を説明。その上でそのような理由から病院に行きたがらない人もいると差別について語り、トランスジェンダーへの理解を求めていた。また、今年3月にトランスジェンダーの男性として初めてタイム誌の表紙を飾った際にも、幼い頃から男の子のように感じていた自分がこれで完全にありのままになり、人生が別の物になったと手術について語っていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)