日向坂が新曲ヒット祈願でチアリーディングやり切る「もっと強くなれた」

19日、日向坂マークを手で作り、笑顔を見せる日向坂46の加藤史帆

日向坂46が26日、この日発売の5枚目シングル「君しか勝たん」のヒット祈願企画で、同曲のオリジナルチアリーディングバージョンパフォーマンスを披露した。グループの公式YouTubeで生配信した。

テレビ東京系「日向坂で会いましょう」(日曜深夜1時5分)内の企画で、アクロバットやフラッグパフォーマンスなど、メンバーたちがチアリーディングに挑戦した。同時視聴者数21万人以上が生配信を見守る中、体調不良で休養中の佐々木美玲(21)をのぞくメンバー21人でやり切った。

メンバーたちは多忙な中、仕事の合間を縫って約1カ月間の練習に臨んでいた。センターの加藤史帆(23)は「みんな時間がない中、頑張ったと思います」とコメント。キャプテン佐々木久美(25)は「やり切れたんじゃないかなと思います」と笑顔を見せた。

高本彩花(22)は「みーぱん(佐々木美玲)と肩車の役を代わって、できなきゃいけないのに、失敗しちゃって。悔しくて涙が止まらないです」と泣いた。高本とペアを組んだ影山優佳(20)も「みーぱんも頑張っているから、私たちが成功させなきゃいけなかったので悔しい」と涙したが、「最後まで来られてよかった。挑戦させてくださってありがとうございました」と前を向いた。

濱岸ひより(18)は「最初は不安でいっぱいだったんですけど、最後はみんなで1つになれて、先生とも仲良くさせてもらって、本当にうれしかったです」と振り返った。潮紗理菜(23)は「今回のチアを通して、メンバーとの絆とか、いろんなものを感じて、あらためて大切なものに気付かせてもらったので、これからにつながるすてきな経験になったと思うし、今は幸せな気持ちでいっぱいです。皆さんに笑顔や明るい気持ちを届けできていたらうれしいなと思います」と話した。

松田好花(22)は「それぞれのいろんな課題がある中で、目標に向かって頑張って、失敗して悔しい思いをするメンバーがいたり、成功するメンバーがいたりして。それは今まで頑張ってきたからだから、こうやって終えられてよかったと思います。見てくださった皆さんに少しでも元気が届いていたらと思います。ありがとうございます」と伝えた。

配信のラストはあらためて佐々木久美があいさつした。「本番はみんな思うことがあったと思うんですけど、1カ月間このヒット祈願のために努力してきた時間は絶対無駄じゃないと思うし、今日こうして悔しいと思えるのは、みんな頑張ってきたからだと思うので。今回教わった精神を糧に、もっと日向坂は強くなれたと思うので、もっともっと日向坂が大きくなれるように、また今日からスタートとして頑張りたいと思います」と誓った。「5枚目シングル『君しか勝たん』皆さんよろしくお願いします」と締めると、メンバー全員で「よろしくお願いします!」と頭を下げた。