いきものがかり水野良樹が著書出版トークショー「こんなんですみません」

『うた/ことばラボ~「うた」と「ことば」についての14の対話』出版記念 水野良樹トークショーに登壇して、談笑する関取花(左)と水野良樹(撮影・関根直人)

3人組バンド、いきものがかりのリーダー水野良樹(38)が30日、都内で、著書「うた/ことばラボ~『うた』と『ことば』についての14の対話」の出版記念トークショーを行った。

出版に際して「形になってうれしい」と喜んだ。同書は水野が聞き手となって、14人の音楽家や表現者と語り合ってきた対話シリーズなどをまとめたもの。「今回、いろんな方にお話を聞いたんですけど、後半の1年間は、(コロナ禍で)予想もしてなかった状況になって、歌と音楽について考え直したというか。あまり体験しない時間を詰め込んだ1冊になっているんじゃないかと思います」と話した。

この日は限定40人のファンが訪れ、複数の取材陣も集まった。スタッフから「直接会えて喜んでいるファンの方もいらっしゃいます」と声を掛けられると、水野は「こんなんですみません」と恐縮。「こんなんですみません、以上の言葉が思い浮かばないです」と笑った。「緊張しますね。こんなに人が集まるとは思っていなくて。記者の方々もたくさん。なんかと間違ってるんじゃないですか? 大丈夫ですか?」と尋ねて、笑いを誘った。

イベントでは、ゲストに迎えたシンガー・ソングライター関取花(30)とトークした。「どうでもいい話なんですけど、名前が水野なのに、泳げないんですよ」など、エピソードも明かす一幕もあった。

関取から19年12月リリースのアルバム「WE DO」を絶賛されると、水野は「事務所を離れるとか、これから40代に向かっていくとかいう時期でもありました。何か自分たちに変化を求めないと、つまんないグループになっちゃうな、みたいな危機感が僕にはあって。自分たちにハッパを掛けてる部分があったのかもしれない」と説明した。いきものがかりは昨年春、デビュー以来16年間所属していた芸能事務所を離れ、新会社を設立して独立している。