ラジオ部門大賞に文化放送「封印された真実~軍属ラジオ」/ギャラクシー賞

第58回ギャラクシー賞贈賞式

第58回ギャラクシー賞の各賞が2日、都内で発表され、ラジオ部門大賞に文化放送・戦後75年スペシャル「封印された真実~軍属ラジオ」が選ばれた。

昨年8月15日の終戦記念日に放送された。戦時下、川口市にある文化放送の送信所がプロパガンダ放送や妨害電波の放送を担っていた事実にフォーカス。メディアとして本来の使命と逆の役割を担ってしまった負の事実と向き合いながら、丁寧な調査と貴重な資料の発掘により、説得力ある問題提起をした。同賞は「ラジオが戦争に加担した事実を綿密に取材し、封印された真実を解き明かした傑作」と称賛した。

制作した同局の関根英生氏は「完成した時、すごいの作っちゃったなと思った。放送後、録音したものを枕元で200回近く聞いた。聞くたびに、ギャラクシー賞大賞に値する素晴らしい作品を俺は作ったぞという思いが募った。その思いが夢ではなく、実現したことを誇りに思う」と語った。