「恋バナめちゃ大好き」にゃんぞぬデシが「恋愛しばり」の切ない切ない楽曲

カメラに向かって笑顔を見せるにゃんぞぬデシ(2021年5月撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

シンガー・ソングライターにゃんぞぬデシ(22)が22日にデジタルシングル「雨はきらい。」をリリースする。

同曲は、1年を通して数曲の恋歌をリリースする企画「にゃんぞぬデシの恋歌日記」の第2弾。恋しい気持ちが届かない、切ない切ない片思いの楽曲で、雨の情景と心象風景が重なり合っていくような世界観が広がっている。

企画第1弾「風とイルカと恋」が先月22日にリリースされた際に、インタビューで「にゃんぞぬデシの恋歌日記」企画の意図について聞いた。「今までリリースしてきた曲って、あえてしてきたわけではないんですけど、『恋です』みたいな曲はあまりなかったんです。だからこれを機に、恋愛というしばりで『恋の話を作っているんですよ』っていうのを自分から提示するのをやってみたいなって思って」と説明した。

「恋バナ」が好きだという。「恋バナがめちゃくちゃ大好きで、いろんな話の中で1番フランクに、その人がどういうことを考えているかわかるんです。フランクに聞きやすいじゃないですか。その人を知りたいって思ったら絶対に恋バナをしますね」と恋バナの奥深さを熱弁した。単に恋の話をするのが好きなだけでなく、恋バナによってその人のパーソナリティーを深く知ることが好きという。

映画好きも公言している。目標として映画の主題歌担当を掲げる。「気付いたら観た映画の登場人物の心になりきって曲をつくっていたりすることもあります。『あれ、こんなこと実際に体験してないけど何でこんな歌詞が出てきたんだろう?』と、思い返すと、『あの映画の登場人物の気持ちを想像していたから出来たのか!』と、謎が解明されることがよくあります」と笑う。

「曲を生み出すことと、自分では無い誰かになりきることも大好きなので、楽曲提供をたくさんさせていただきたいです」と思いは強い。

映画の主題歌という目標に向けて「楽曲提供をさせていただくためには、弾き語りだけでは無く、編曲もできなければいけないと思い、この1年間、猛集中し、デモ音源をつくれるようになりました」と努力を続けていることを明かした。大好きな恋バナは「恋歌日記」という企画で1つの形になった。映画の主題歌担当という目標達成にも注目していきたい。