宮本茉由、中川大輔、藤間爽子がボイス2警官役、藤間は連ドラ初レギュラー

日本テレビ系で7月10日スタートのドラマ「ボイス2 110緊急指令室」に警察官役で出演する、左から宮本茉由、中川大輔、藤間爽子

宮本茉由(26)中川大輔(23)藤間爽子(26)が、日本テレビ系で7月10日スタートのドラマ「ボイス2 110緊急指令室」(土曜午後10時)に警察官役で出演する。16日、同局が発表した。日本舞踊家の藤間は2月、祖母藤間紫さんの名跡を継ぎ、紫派藤間流3代目家元を襲名した一方、15年から女優としての活動を並行しているが、連続ドラマのレギュラー出演は今回が初となる。

「ボイス2 110緊急指令室」は、19年7月期に放送された連続ドラマの続編。主演の唐沢寿明(58)演じる敏腕刑事・樋口彰吾と、真木よう子(38)演じる港東署の緊急指令室「ECU」の室長で、どんな微かな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)橘ひかりが、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で摘発」する。制限時間内に人々を救い出すタイムリミットサスペンスだ。

宮本はECUの真面目で優秀な若き副室長、山城早紀を演じる。早紀は、警察大学校を首席で卒業したキャリアで、上昇志向が強く、組織を重んじる。橘の「特殊な聴覚」を警察官としての正当な能力ではないと考え、しばしば意見をぶつける役どころだ。

中川は神奈川県警捜査一課の捜査員、片桐優斗を演じる。捜査一課長に若手有望株として見いだされ、相棒として行動を共にするほど頼られているが、物おじせず思ったことをそのまま発言するので、周りを驚かせることもある役どころだ。

藤間はECUに配属されたばかりの新人室員、小松知里を演じる。立場の弱い人々を助けたいという正義感から警察官を志し、小柄で一見おとなしく見えるが、常に冷静で肝が座っている室員役。緊急指令室でのひかりや早紀との連携も見ものだ。

3人は同局を通じてコメントを発表した。

 

▽宮本茉由 前作をドキドキしながら見ていたので、出演のお話を頂いた時はこの作品に携われるという喜びと同時に緊張でいっぱいでした。1分1秒を争う事件を解決していくこの世界観が大好きで、台本を頂いては早く次の台本が読みたくなり、早く皆さんへ作品をお届けしたいです!今回私が演じる山城早紀は、一見クールで人に無関心のように見えるのですが、実は仕事に情熱があって誰よりもECUメンバーやひかりさんのことを考えていると思います。台本を読み込んでいくうちに、どんどん早紀の魅力に引き込まれました。休憩中の撮影現場は和気あいあいとしていて楽しいのですが、本番になると一気に緊張感のある現場になるのがとても格好いいです。最近、携帯でフィルムカメラのように撮れるアプリをインストールしたので、空き時間にそのアプリで現場のさまざまなシーンを撮影して楽しんでいます。緊迫した雰囲気の中、一生懸命撮影をしているのでこれから約3カ月間、視聴者の皆様にも「ボイス2」の1分1秒を争う緊張感のある世界観をお届けできるように頑張ります! 今年の夏は、ハラハラドキドキするタイムリミットサスペンス、「ボイス2」を見て涼しくなってください!お楽しみに!

 

▽中川大輔 いつか刑事役をやりたいという思いがあったので、今回のお話をいただいた時はとてもうれしかったです。1つ夢がかないました。しかも県警本部の捜査一課、刑事の花形。スーツでビシッときめて、誇りを持って演じたいです。クランクインの日は主演の唐沢さんと真木さん、おふたりと共演できました。前作を夢中になって見ていたので一緒にお芝居できることがとても幸せでした。唐沢さんのアクション、そして現場全体のことを考えてくださる姿勢と真木さんの力強いお芝居に刺激を受け、これから「ボイス2」の撮影に全力を注いでいきます。

 

▽藤間爽子 緊急指令室ECUの新人、小松知里を演じます。ECUの一員として、威厳を持ってさまざまな事件に立ち向かいながらも、小松の人間らしい一面も垣間見えるといいなぁと思っています。今回初の連続ドラマレギュラー出演。日々緊張の連続ですが、諸先輩方の足を引っ張らないように頑張りたいです。この暑い夏、「ボイス2」を見てハラハラドキドキを楽しんでください!