櫻坂46が18日、千葉・舞浜アンフィシアターで、フォーメーション3列目メンバーによる初のライブ「BACKS LIVE！！」の千秋楽公演を開催した。中盤、一期生の守屋茜、齋藤冬優花と、二期生の増本綺良、大沼晶保、幸阪茉里乃、遠藤光莉が、手紙を読み上げてそれぞれへの感謝のメッセージを伝え、次々に涙を流した。全文は以下の通り

 

遠藤光莉

冬優花さん、茜さんへ。まず冬優花さんは、リハーサルで私が落ち込んでしまっていた時に、その後の「Plastic regret」の練習の時に、たくさん目を合わせて、いつも笑ってくださるところに、すごく励まされています。その日から、ほぼ毎回、曲の始めに目が合うのも、いつもうれしかったし、冬優花さんの太陽のような明るさに、何度も救われました。ありがとうございます。大好きです。

そして茜さんは、私たち新二期生がリハーサルで発言しにくい場面とか、悩んでいた時に、いつも率先してみんなの意見を代表して言ってくれたり、何事にも全力で、手を抜かないところ。本当に強くて美しい背中をいつも見させていただいています。ありがとうございます。大好きです。

私も、先輩方について行くだけじゃなくて、これからはグループの力になれるように、成長したいと思います。これからもよろしくお願いします。

 

大沼晶保

いつも優しい茜さん、冬優花さん。特に「BAN」ではおふたりにすごく救われました。私はセンターと、（渡邉）理佐さんのポジションをやらせていただいたんですけど、なかなか2つとも覚えられなくて。そんな私に、冬優花さんが、細かい振りを先に覚えて、私に教えてくれました。本当にありがとうございます。

ポジションの距離感がつかめなくて、昨日も、移動の時に茜さんにぶつかってしまって、すごい悔しい部分が多くて、終演後に泣いてしまったんですけど、茜さんが心配してくれて、目がはれない方法を教えてくださって、その優しさに本当に助けられました。本当にありがとうございます。

私は欅坂の格好いいパフォーマンスがずっと大好きで。でもおふたりの努力している姿を身近で見ていて、実物のほうが何倍も格好いいなって思いました。おふたりはいつまでも憧れの存在です。私もいつか、おふたりのような素晴らしい人になれるように努力します。これからもよろしくお願いします。

 

幸阪茉里乃

冬優花さん、茜さんへ。まず茜さん、ライブリハーサルの時、誰よりも大きな声で返事をしてくれていたおかげで、最後まで気を引き締めて、本番を迎えることができました。茜さんの、周りに惑わされず、強く生きているところ、本当に尊敬しています。いつもありがとうございます。

そして冬優花さん。昨日の本番の後、落ち込んでいた私のところへすぐに寄り添ってきてくれて、「泣きたいときに泣きな」と声を掛けてくださって、その言葉で余計に泣いてしまうくらい、本当ににうれしかったです。ありがとうございます。

そんな強くて優しい先輩2人と一緒に活動できていることが幸せです。これからもよろしくお願いします。

 

増本綺良

まず、冬優花さん、茜さん、私はおふたりのことが本当に大好きです。冬優花さん、私が悩んでいる時に、口に出さなくても気付いて、優しく声を掛けてくださってありがとうございます。「無理に笑わせなくてもいいんだよ」。冗談っぽく掛けてくださったその言葉に、すごく救われました。ありがとうございます。

茜さん、つらい時、寂しい時、何度も抱き締めてくれた茜さん。茜さんにくっつていると落ち着きます。離れたくなくなります。いつも、寄り添ってくれてありがとうございます。

茜さん、冬優花さん、私に、安心できる居場所を作ってくれて、本当にありがとうございます。ダメな時は、ちゃんと注意して、向き合ってくれてありがとうございます。本当に、本当におふたりのことが大好きです。これからも楽しい思い出、たくさん作っていきたいです。

 

守屋茜

二期生の4人へ。約1カ月感、慣れないことも多かったりで、本当に大変だったと思います。遅くまで残って練習したり、誰よりも努力した姿を、私たちは見てきました。今日このライブが無事に終わったら、たくさん自分を褒めてあげてね。

私もこんなに一度に振りを覚えるのは初めてだったから、頭がパンクしそうになったこともあったけど、綺良ちゃん、茉里乃ちゃん、光莉ちゃん、晶保ちゃんは、笑顔で、優しく振りを教えてくれて、乗り越えることができました。綺良ちゃんなんて、振りを完璧に覚えるまで、ずっと付き合ってくれたよね。すごく頼りにしています。

みんなと笑い合えるのが楽しくて、すごく幸せな毎日です。これからも気軽に、ちょっかい出しに来てね。ありがとうございます。

 

齋藤冬優花

新二期生の4人へ。今日まで本当にお疲れ様！　まだ終わってないけど。一緒にたくさん頑張ったね。

みんなはとっても頑張り屋さんで、それぞれ努力の仕方も違うよね。練習していない時間がないくらい、ひたすらかがみの前で練習する晶保ちゃん。おうちで黙々と練習をしてくる茉里乃ちゃん。人にたくさん聞いて、吸収していく綺良ちゃん。少しずつ自信をつけて、持ち前のスキルを生かしていく光莉ちゃん。そんなみんなの姿にたくさん刺激を受けました。

グループが改名のタイミングで、これから初心に戻らなければいけないという時に、みんなの、何事にもがむしゃらに取り組む姿勢が、グループ全体の意識を変えてくれたと思います。

今日に至るまで、思うようにいかなかったり、周りと比べちゃって、落ち込むこともきっとあったよね。そんな時に、流していたみんなの涙は、これからもっともっと強くなれるための涙だと思います。あらためて、欅坂46、そして櫻坂46に入ってきてくれてありがとう。冬優花より。