織部典成がギターと手話初挑戦、ろう者の女優梶本瑞希とダブル主演映画

映画「僕が君の耳になる」の舞台あいさつで、手話であいさつする左から木村祐一、梶本瑞希、織部典成、森口瑤子(撮影・酒井清司)

健聴者と、ろう者の純愛を描いた公開中の映画「僕が君の耳になる」(榎本次郎監督)の舞台あいさつが26日、都内で行われた。

街角でギターの弾き語りをする大学生・純平を俳優織部典成(20)が、同じ大学に通う耳の聞こえない女子大生・美咲をろう者の女優梶本瑞希(19)が、ダブル主演で演じる。

織部は「ギターと手話が初挑戦でしたが、とにかくがむしゃらでした。たくさんの人に支えてもらいました。この作品を通して、いろいろなことを気付かせてもらった。ろう者への理解が深まれば」。梶本は手話で「映画の初日はすごく緊張しましたけど、本当に幸せな時間をすごせました。楽しんで見てもらえたら」と話した。

共演の森口瑤子(54)は手話を交えながら「美咲ちゃんと一緒に、この映画を愛していただけたらたいへんうれしい」。インド料理店店長役の木村祐一(58)は「これをプレゼントします」と、声を担当するNHK「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃん人形を観客席に投げ込んで歓声を浴びた。

榎本次郎監督は「この映画は愛し合う2人を純粋に描いた恋愛ドラマ。(梶本)瑞希ちゃんはすごい、感動しました」と話した。