東山紀之「刑事7人」初回11・9%「お前の罪を知っている」の紙が

六本木のテレビ朝日本社(2021年1月13日撮影)

7日に放送された、東山紀之主演のテレビ朝日系ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の初回の世帯平均視聴率が11・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが8日、分かった。個人平均視聴率は6・5%。いずれも好スタートとなった。

東山演じる天樹悠を中心に、個性派刑事たちが難事件解決に挑む人気刑事ドラマ。15年にシーズン1がスタートし、今年シーズン7を迎えた。

元専従捜査班・野々村拓海(白洲迅)は物足りない日々を送っていた。警視庁の花形部署でエリートがそろう捜査一課七係に異動し、刑事職に就いたが、警視庁も大きく変化し、業務の効率化を重視する捜査方針で、事件当日でさえも定時に帰されていた。

専従捜査班の面々は違う部署へ異動となり、海老沢芳樹(田辺誠一)は地域課の交番勤務、水田環(倉科カナ)は組織犯罪対策部、青山新(塚本高史)は少年課、そして片桐正敏(吉田鋼太郎)は交通機動隊の白バイ隊員となり、それぞれが別の道を歩んでいた。さらに、堂本俊太郎(北大路欣也)まで、司法解剖の現場を外れ、後進の育成・指導を行う日々を送っていた。ただひとり、天樹悠が解散後、どこで何をしているのか、謎のままであった。

そんな中、暴力団所属の緒方という男の遺体が発見される。緒方の所持品の中から、緒方が麻薬の売買をしている写真とともに「お前の罪を知っている」と書かれた紙が発見される。解剖の結果から胸部刺殺による失血死と判明する。その数日後、また別の殺人事件が発生。その遺体の所持品にも「お前の罪を知っている」と書かれた紙が見つかり…。