NHK大河「鎌倉殿の13人」音楽担当は米国出身のエバン・コール氏

来年度NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の音楽を担当するエバン・コール氏

来年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜脚本、小栗旬主演)の音楽をアメリカ出身のエバン・コール氏が担当することがが8日、同番組の公式ツイッターで発表された。

ツイッターでは「この素敵な作品に関わることが出来て、とても光栄です。日本に来る前から大河作品に関わることが夢でした。台本を読み始めたら、ますますこの物語に引き込まれました。昔の人の考え方や、戦までの経過、時代の変化がとても面白く書かれています。時に深刻にも見え、時に滑稽にも見えることもありますが、その結果には大きく心を揺さぶられます。どのように音楽を作れば、この作品にふさわしいか、読み進めながらずっと考えています」。

「61作目の大河ドラマであり、脚本三谷幸喜さん、演出吉田照幸さんを筆頭に多くの素晴らしいスタッフで作る作品ですから、音楽も含めて歴代の大河と一味違うアプローチになると思います。音楽側としては、昔の作品にも敬意をもち、『鎌倉殿の13人』は自分の得意なアイデンティティーがあるように音楽を作らせて頂きます」とコメントした。

鎌倉時代を舞台に、小栗旬演じる北条義時が幕府の最高権力者に上り詰める姿を描く。脚本は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く3作目の大河となる三谷幸喜氏が手掛ける。

主演の小栗のほか、菅田将暉、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋、新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行らの出演が発表されている。