“漫画以上”の大谷翔平、人気の源はおおらかな人柄 急な“直撃”にも笑顔

エンゼルス大谷翔平(20年2月撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手(27)の勢いが止まらない。前半(11日現在)でア・リーグ本塁打トップを走り、史上初の二刀流でのオールスター出場と、まさに“漫画以上”の活躍が続いている。

毎朝、眠い目をこすりながら中継を見ているファンも、出勤時にウェブ速報を見て「今日もホームランを打つかな」と思いをはせている人も多いのではないだろうか。先日、お昼ごろのインタビュー取材では、あるアーティストから「今日、大谷選手は打ちました?」と逆取材されるなど、芸能界の野球ファンも注目している。

芸能記者だが、一度だけ大谷選手を“直撃”したことがある。16年末の「NHK紅白歌合戦」。その年、まさに打って、投げての大車輪の活躍で日本ハムを日本一に導き、ゲスト審査員に選出され、出演した。照れながら「恋ダンス」をした新垣結衣(33)の隣に座り、渡辺直美(33)には、グータッチやおしりを触られるなど絡まれるも、笑顔で応対していた姿が印象的だった。

番組終了後、新年へのカウントダウンが迫り、出演者や関係者が一斉に会場のNHKホールの廊下を移動する群衆の中、頭ひとつ出て、ひときわ背の高い大谷選手がやってきた。「いかがでしたか?」と直撃すると、一瞬とまどいながらも「全体的に楽しかったです。貴重な体験をさせていただきました」。さらに渡辺との絡みも「おもしろかったですよ」と笑顔で応えてくれた。

野球の取材でも、真摯(しんし)に応対する印象だが、突然の取材にも、寛大な態度で応じてくれた姿は、今でも好印象として残っている。現地のエンゼルスファンが「MVP~!」と毎打席歓声を上げるのも、プレーのすばらしさはもちろんだが、おおらかな大谷選手の人柄ならではなのだと感じている。【大友陽平】