太田雄貴氏「選手村にはあります」ハラル料理巡るイスラム教徒の困惑に

太田雄貴氏(2019年11月3日撮影)

フェンシング男子で08年北京五輪のフルーレ個人銀メダルの太田雄貴氏(35=現国際フェンシング連盟副会長)が、選手村にはハラル料理が用意されていることを伝えた。

東京オリンピック(五輪)を取材する国内外のメディアの拠点、メインプレスセンター(MPC)にイスラム教の礼拝室や戒律に従った「ハラル」料理の用意がなく、ムスリム(イスラム教徒)が困惑している。報道を受けて、海外からの選手を心配する声が上がる中、太田氏は25日、「噂になっているHalal ハラールですが、選手村の食堂にはあります」とツイッターを通して伝えた。「メディアセンターは伺っていないので、ごめんなさい、分かりません」と補足しつつ、「食堂一つとっても、宗教や国の文化など、様々な事が学べます。また自分の無知さも」と選手村の食堂を撮影した写真も公開した。