「24時間テレビ」世帯視聴率12・0%、歴代29位タイ 瞬間23・4%

日本テレビ本社(2016年3月撮影)

日本テレビ「24時間テレビ44」(21、22日放送)の全枠の世帯平均視聴率(関東地区)が12・0%で、全44回中、歴代29位タイだったことが23日、ビデオリサーチの調べなどで分かった。個人平均視聴率は7・0%で、97年以降の25回中、22位だった。

瞬間最高視聴率は22日午後8時49分で23・4%(個人16・0%)。2日にわたって展開されたチャリティー企画「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」第10走者のTOKIO城島茂が歌のエールを受けながらゴールし、全100キロメートルを完走後、城島が感想を語る場面だった。

平均視聴率が最も高かったパートもラストの22日午後7時から同8時54分で世帯18・9%(個人12・4%)だった。

21日の午後9時ごろから午後11時ごろまで放送されたKing&Prince平野紫耀主演ドラマ「生徒が人生をやり直せる学校」は15・3%(個人9・4%)を記録した。

今年のテーマは「想い~世界は、きっと変わる。」。昨年同様、安全面への配慮からチャリティーマラソンは実施されず、会場の東京・両国国技館は無観客。対面募金もなしとなった。深夜早朝帯は事前に収録したものを放送した。

メインパーソナリティーKing&Princeが初めて務めた。

「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」には、城島のほかに岸優太、東京五輪卓球混合ダブルス金メダリスト水谷隼、元ラグビー日本代表の五郎丸歩氏やトリノ五輪女子フィギュアスケート金メダリスト荒川静香氏、元なでしこジャパン丸山桂里奈らが参加した。

福島のJヴィレッジの閉鎖された安全なコースを10組11人で、リレー形式で100キロを走破した。