英王室を離脱したヘンリー王子(36)が、19日に米コロラド州で開催されたポロのチャリティーマッチに出場した際にプライベートジェット機を利用していたことが判明して炎上している。
かつて、環境問題への取り組みのために「子供は2人までにする」と発言するなど気候変動など環境問題に高い関心を寄せてきたヘンリー王子は、試合後にカリフォルニア州サンタバーバラ郊外の自宅に戻る際に友人が所有する20人乗りのプライベートジェット機を利用したと英メディアが報じた。5月に出演したメンタルヘルスに関する番組の中で「水浸しの風呂場で蛇口を閉めるのではなく、モップを持って中に入るようなもの」と気候変動について警告を鳴らしていただけに、英王室作家のトム・クイーン氏は「偽善者」と痛烈に批判している。
プライベートジェット機は民間機と比べて乗客1人あたりの二酸化炭素排出量は最大14倍で、大量の二酸化炭素を排出することから環境への悪影響が指摘されている。ヘンリー王子が今回利用したのはコロラド州からサンタバーバラまでわずか2時間のフライトだが、2019年には妻のメーガン妃と共に年間を通じてプライベートジェット機を多用して非難された過去もある。クイーン氏は、英サン紙のインタビューで「ヘンリー王子は自身が環境問題に関して世界をリードする人物だと考えているようだが、自分自身の行動と伴っていない」と口だけの王子を批判している。
ヘンリー王子は19年にプライベートジェット機利用を批判された際には、「これまで人生の99%は民間機を利用している。家族の安全のために必要な時もある」と反論していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)