さいとう・たかをさん死去にビッグコミック編集部「お別れ会は慎重に検討」

「ゴルゴ13」で知られる劇画家さいとう・たかをさん(本名・齊藤隆夫)が24日午前10時42分、膵臓(すいぞう)がんのため亡くなった。84歳だった。29日、小学館のビッグコミック編集部と、さいとう・プロダクション公式サイトで発表した。

葬儀は新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、親族のみで執り行ったという。ビックコミック編集部は「ゴルゴ13」の今後の連載について「さいとう先生のご遺志のもと、スタッフと編集部協力のうえ、今後も継続する予定です」とした。

ビックコミック編集部は、コメントを発表。「50余年に渡り『ビックコミック』で『ゴルゴ13』を連載した、さいとう・たかを先生の生前のご功績に対する心からの敬意とともに、謹んで哀悼の意を評します。お別れ会につきましては、今後の状況等を慎重に見極めつつ検討して参ります」とお別れ会についても言及した。

さいとうさんは、6月5日には単行本の201巻がリイド社から発売され「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」のカテゴリーでギネス世界記録に認定されたことを受け、同8日にコメントを発表。「『ゴルゴ13』は昭和43年、まだ子供向けの漫画が主流だった時に、編集部から『大人が読むに耐えられる主人公で作品を作って欲しい』と言われて連載が始まりました。連載開始時に最終回のコマ割りまで考えていて、当初は10話で終わるつもりだったゴルゴが、気がつけば10年経ち20年経ち、50周年の時に結構長く続けたなと思っていたら、201巻でギネス世界記録認定と言われ、正直驚いております」とコメントした。その上で「これも偏に、スタッフの皆さん、出版関係者の方々、そして何よりも、ゴルゴをいつも楽しみにしてくれている読者の皆さんの存在あってこその記録です。感謝しかありません」とファンに感謝していた。