舘ひろし「初の声優の仕事が、デューク東郷」さいとう・たかを氏悼む

外務省ゴルゴ13安全対策マニュアル対外発表で河野太郎外務大臣(当時)を表敬訪問した舘ひろし(左)とさいとう・たかを氏(2018年4月撮影)

劇画家さいとう・たかを氏の訃報を受け、08年のアニメ「ゴルゴ13」で、主演のゴルゴ13ことデューク東郷を演じた俳優舘ひろし(71)が29日、コメントを発表した。

舘は「私にとって初の声優の仕事が、デューク東郷でした。国民的な作品での大役に不安を感じておりましたが、さいとう先生が録音スタジオにまでお越しになり、舘君でよかったと言ってくださいました。紳士的な方で、とても尊敬しておりました。これからも永遠に生き続ける作品に関われましたことを光栄に思います。心よりご冥福をお祈り致します」と悼んだ。

外務省が18年に同作を使い海外安全対策動画を作成した際、さいとう氏と舘が外務省を表敬訪問したこともある。