東京・歌舞伎座で2日、「十月大歌舞伎」が初日を迎えた。新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言は解除されたが、引き続き3部制で、出演者、観客は各部総入れ替え、客席数の50%の販売を維持しての上演となっている。
第1部は市川猿之助らによる「天竺徳兵衛新噺 小平次外伝」など。3代市川猿之助(現市川猿翁)が選定した家の芸「三代猿之助四十八撰」の1つで、31年ぶりの上演となった。
2役を演じた猿之助は、早替りや宙乗りを見せて、大きな拍手を受けた。
第2部は、松本白鸚が「時平の七笑」で藤原時平を初役で務めた。第3部は尾上菊五郎らによる「松竹梅湯島掛額」。菊五郎の孫で、寺島しのぶの長男寺島眞秀君も出演している。
公演は27日まで。