59年に柳家小さんに入門 14年、人間国宝に認定/柳家小三治さん略歴

柳家小三治さん(2011年10月撮影)

人間国宝の落語家柳家小三治(やなぎや・こさんじ)さん(本名・郡山剛蔵=こおりやま・たけぞう)が7日、心不全のため都内の自宅で死去した。81歳だった。10日、落語協会が発表した。

ひょうひょうとした芸風で大ネタから滑稽噺(こっけいばなし)まで絶妙な間合いで世界観を作り、落語好きから初めて聞く者までを魅了する名人だった。故人の遺志により、葬儀は密葬で営まれた。

◆柳家小三治(やなぎや・こさんじ)本名・郡山剛蔵(こおりやま・たけぞう)。1939年(昭14)12月17日、東京都生まれ。59年に柳家小さんに入門し、前座名「小たけ」。63年に二つ目に昇進して「さん治」に改名。69年の真打ち昇進後、10代目「柳家小三治」襲名。出囃子は二上がりかっこ。05年紫綬褒章を受章。14年に人間国宝に認定。10~14年落語協会会長。趣味はスキー、カメラ、ゴルフ、音楽など多数。