綾野剛「アバランチ」第1話10・3% 左遷された西城は新たな配属先へ

フジテレビ系連続ドラマ「アバランチ」の制作発表に出席した、左から田中要次、千葉雄大、木村佳乃、綾野剛、福士蒼汰、高橋メアリージュン

18日放送の俳優綾野剛(39)主演のフジテレビ系連続ドラマ「アバランチ」(月曜午後10時、初回15分拡大)の第1話の世帯視聴率が10・3%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)と19日、分かった。

関西テレビ制作のドラマ枠が、火曜午後9時台から、同10時台へと移動した第1弾。綾野が演じるのは謎の犯罪撲滅集団アバランチのメンバーで、経歴一切不明の謎の男・羽生誠一。他にさまざまな経歴の人間が集められ、悪と戦っていく。

第1話では、「東京の新たな大規模都市開発プロジェクトのリーダーが謎の失踪」。そんなニュースが報じられる中、警視庁捜査一課から左遷された西城英輔(福士蒼汰=28)は、誰も寄り付かない地下室に設けられた新たな配属先を訪れる。「特別犯罪対策企画室」と記された扉の先にいたのは、室長・山守美智代(木村佳乃=45)だけだった。ここで自分は何の仕事をするのかと、状況がのみ込めない西城は山守に命じられるまま、とある雑居ビルまで山守を車で送り届ける。

山守から車での待機を命じられたものの、興味本位でビルのエントランスまで出てきた西城は、郵便ボックスに記された、見慣れないマークを見つける。その直後、羽生誠一(綾野)から声をかけられる。初対面のはずなのに西城の素性や経歴を知り尽くしていた羽生は、薄気味悪さを感じる西城を尻目にビルの階段を上っていった。

その後、ビルの一室に集結した山守、羽生、牧原大志(千葉雄大=32)、明石リナ(高橋メアリージュン=33)、打本鉄治(田中要次=58)の5人。「みんなそろったわね。では始めましょうか」。モニターに映し出されたのは、例の失踪事件のニュース。山守の一声で始動したアバランチが行動を起こす。