<記者の目>
関西ジャニーズJr.出身の7人組グループ、なにわ男子が12日、待望のCDデビューを果たした。この日はチャーター機で大阪から東京へ移動。“なにわのビートルズ”さながらの異例の演出で羽田空港に降り立ち、デビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」をパフォーマンスした。同曲は発売初日で売り上げ50・3万枚(オリコン調べ)に到達。期待の新星王道アイドルグループが華々しくスタートを切った。
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人気・実力も十分で満を持してデビューを迎えたなにわ男子は、王道アイドルグループとしてこれ以上ないスタートを切った。地上波の冠番組を持ち、デビュー当日“番組ジャック”などメディア露出も多く、大きな期待を背負っている。
入所時期も年齢も幅広い7人がそろった。最もジャニーズ事務所入りが古いのは藤原丈一郎(25)の04年で、キャリアは17年以上に及ぶ。最年少の長尾謙杜(19)ら14年入所組とは実に10年も違う。もちろんメンバー間の仲はいいが、時には会話に敬語と「ため口」が入り交じることもある。
先月末に日刊スポーツの取材に応じた際、西畑大吾(24)は「僕らはジュニア歴も年も離れている。でも、デビューした後の未来は7人誰もが見たことがない世界。だからもう、同期みたいなものなんですよ」と説明。「時に悔やんで、時に喜んで、みんなで大人になっていきたい。同じ時間で、年を取っていきたいです」と強調していた。
デビュー26周年を迎えた今月1日に解散したV6も、メンバーの年齢やキャリアが幅広いグループだった。V6は95年9月、先輩グループ光GENJIの解散ライブを訪れた翌日にデビュー発表会見を行っており、脈々と受け継がれるジャニーズ事務所の流れもある。V6の解散ライブを見た道枝駿佑(19)は「僕らも縁を感じます。V6さんのバトンを受け取って、しっかりとこれから25年以上続くグループにしていきたいと思いました」と話した。
真の意味で7人が“同期”になった時、なにわ男子はV6にも負けないような国民的人気グループとなるかもしれない。【横山慧】