菊之助と勘九郎がおしどり夫婦「化学反応楽しみ」「5年前もバカップル…」

「十二月大歌舞伎」で「ぢいさんばあさん」に出演する中村勘九郎(左)、尾上菊之助

尾上菊之助(44)中村勘九郎(40)が1日に初日を迎える東京・歌舞伎座「十二月大歌舞伎」の第2部「ぢいさんばあさん」でおしどり夫婦を演じる。2人が夫婦を演じるのは約5年ぶり。このほど、作品への思いや共演について語った。

5年前は「浮かれ心中」で愛らしい夫婦を演じた2人。「ぢいさんばあさん」は、仲むつまじい新婚夫婦が離ればなれになりながらも互いを思い合い、37年後に再会する物語。

妻るんを演じる菊之助は「5年ぶりなんですね、勘九郎さんと夫婦を演じさせていただくのが」と久しぶりの感慨をにじませ「いろいろお話をさせていただきながら作り上げていった思い出もありますので、今回も2人で話し合いながら作り上げていければと思っております」と話した。

夫伊織を演じる勘九郎は「5年前演じさせていただいた時もバカップルというか…イチャイチャが激しい夫婦を演じさせていただいて、今回の夫婦も上品ではありますけれども負けず劣らずのおしどり夫婦です。本当に信頼しきっている方なのでとても楽しいです」と語った。

菊之助は作品の魅力について「お互いのことを思う、偲ぶ、慈しむという、なかなか今では感じづらくなっている日本人の大事にしなければいけない心が作品にこもっている」と話し、「勘九郎さんとの化学反応を楽しみながら、日々つとめたい」と意気込みを語った。

勘九郎も「まだコロナ禍ということで大切な人、会いたい人に会えない時代で、とてもお客さまの心に刺さる作品になっている」と話している。