坂東龍汰「映画は教科書」トランスジェンダー役でLGBTQ学んだ

映画「フタリノセカイ」の舞台あいさつに出席した、左から飯塚花笑監督、片山友希、坂東龍汰(撮影・小谷野俊哉)

女優片山友希(25)と俳優坂東龍汰(24)が15日、都内で公開中の映画「フタリノセカイ」の舞台あいさつに出席した。

片山演じるユイと坂東演じる真也は恋に落ちるが、真也は体は女性、心は男性のトランスジェンダーという設定。片山は「この映画見た人が、どんな反応をするか意見を聞いてみたい」。坂東は「撮影前はLGBTQに知識があったわけじゃない。人生にとって映画は、とっておきの教科書だと思います」。撮影は19年6月。飯塚花笑監督(31)は「この2年半は山あり谷ありだった。感慨深い」と振り返った。