水谷豊「相棒」第13話12・8% “冥婚絵”の絵とそっくりな若い女性が

水谷豊(左)と反町隆史(2017年1月撮影)

水谷豊主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」(水曜午後9時)第13話が26日放送され、平均世帯視聴率が12・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)だったことが27日、分かった。個人視聴率は7・1%だった。

第1話は15・2%、第2話は14・5%、第3話は12・6%、第4話は13・3%、第5話は13・3%、第6話は11・0%、第7話は15・0%、第8話は11・2%、第9話は12・2%、第10話は13・4%、第11話は14・5%、第12話は12・4%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町隆史演じる冠城亘のコンビ。反町はseason1~7の第9話まで演じた寺脇康文の出演回数124回を上回る、歴代最多出演本数を更新。コンビ最長という記録を更新したこのタイミングで、「season20」の放送が終わる3月をもって卒業する。

ある日、伊丹(川原和久)のもとに、所轄時代に世話になった黒瀬という先輩刑事が訪ねてくる。現役時代、似顔絵捜査官だった黒瀬は、現在ボランティアで「冥婚絵」を描いているという。冥婚とは、未婚のまま亡くなった人の遺族が、弔いのため仮想の結婚式をあげる風習のこと。黒瀬は数カ月前、多岐川という夫婦からの依頼で、13年前に行方不明になったままの、未来という名の娘の冥婚絵を描いた。

最近になり、その絵とそっくりの若い女性が、多岐川家にいるのを見たという。しかし、行方不明だった少女が保護されたという報告はなく、伊丹は取り合わなかったが、興味を持った右京と亘は独自の捜査を開始する。