佐々木蔵之介「冬のライオン」でヘンリー王役も「衝撃」衣装合わせはまさかの白ジャージー

舞台「冬のライオン」取材会に出席した、左から永島敬三、葵わかな、浅利陽介、佐々木蔵之介、加藤和樹、高畑淳子、水田航生(撮影・村上幸将)

佐々木蔵之介(54)が25日、東京芸術劇場プレイハウスで行われた主演の舞台「冬のライオン」フォトコール(26日開幕)で、演じるイングランド国王ヘンリー二世役の衣装が当初、白ジャージーだったことに「衝撃を受けた」と吐露した。

「冬のライオン」は、英国王家の草創期の1183年が舞台。ただ、ヘンリーの末子ジョン役の浅利陽介(34)はリーゼントと革ジャン、葵わかな(23)演じるヘンリー二世の愛人アレーの弟でフランス王フィリップ役の水田航生(31)は全身白のスーツと、衣装と髪形は現代風だ。

ヘンリー二世の長男リチャード役の加藤和樹(37)は、演出の森新太郎氏が「時代物なので当時のものではなく、今の時代に合ったもの。お客さんに肩肘張ってじゃなく、ラフに見てもらえたらと思っている」と語ったと明かした。その上で「それぞれのキャラに合った衣装を、衣装合わせの段階で、ああでもないこうでもないと言って試した」と説明した。浅利も「ヘンリーは最初、白いジャージー」と笑いながら明かした。

佐々木は「(演じる)ヘンリーが、飾り気がない人だからジャージーという。衝撃と言えば、衝撃。それも受けるか…白ジャージーか」と笑った。