X JAPANのYOSHIKIと日本テレビが、ボーイズグループオーディションプロジェクト「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」を始動させることが27日、分かった。この日放送の同局系バラエティー「行列のできる法律相談所」(日曜午後9時)内で発表された。
“ヴィジュアル系”という日本独自の文化を確立し、現在はアメリカに拠点に活躍するYOSHIKIと、ガールズグループ、NiziUが誕生した「Nizi Project」やボーイズグループ、BE:FIRSTを生み出した「THE FIRST」など人気オーディション番組を放送してきた日テレがタッグを組む。同局のオファーを受けたYOSHIKIが「日本のアーティストの挑戦に貢献したい」と快諾し、このほどプロジェクトがスタート。世界で勝負できる“最強のボーイズグループ”を目指し、次世代のスーパースターを発掘する。
いち早く日本を飛び出したことで、世界におけるアジア音楽のポジションの変化を、身をもって体感してきたというYOSHIKI。アジア人として初めて音楽の「世界3大殿堂」を制覇し、海外アーティストへの楽曲提供のほか、近年は着物のデザインやワインプロデュースなどジャンルレスに活動する。革新的な挑戦を続けてきたYOSHIKIだからこそプロデュースできる前例のないグループの誕生に、注目が集まる。
参加者の募集は3月1日開始。オーディションの模様は情報番組「スッキリ」や「行列-」で随時放送し、動画配信サービス「Hulu」でも配信する予定。
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YOSHIKIのコメント全文
日テレさんからお話をいただき、とても光栄に思っています。
「Nothing is Impossible.」
アジアが注目されている今だからこそ新しい“最強のジャンルレスグループ”を世界に送り出せればうれしいです。
エンタメの勢力図という世界地図があるとしたらこの数年、アジアは確実に着実に拡大してきています。
アメリカに住んで長く経ちますが、日本にも素晴らしいアーティストがたくさんいると思っています。昔と違い、世界への扉が一瞬にして開く今、日本のアーティストにも、今まで以上にチャンスがあると感じているし、新たな世代の挑戦に貢献できればと思い、今回のプロジェクトがスタートしました。長年の経験値から僕もアドバイスできるし、世界と戦っている最中のアーティストの1人として、一緒に成長したいという気持ちです。
YOSHIKI=ヴィジュアル系ロックバンドのイメージが強いかもしれませんが誕生するのはダンスグループかもしれないしHIPHOPかもしれない。奇抜でなくてもいい、ファッショナブルでエッジのきいた「ジャンルレスのグループ」です。
世界で勝負するには“最強”のグループでなければならず、“情熱”も“努力”も当たり前です。その上で、プラスアルファ何か輝くものがあるかどうか。その才能やオーラを見抜く自信はあります。
「夢」はもっと無限であってほしい。自分で思うより、もっと自らの「可能性」を信じてほしい。
僕と一緒に世界に挑戦しましょう。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。