斎藤工「不思議で至福な狂える時間でした」/西島秀俊主演「グッバイ-」共演者コメント

映画「グッバイ・クルエル・ワールド」出演の斎藤工

西島秀俊(50)が、映画「グッバイ・クルエル・ワールド」(大森立嗣監督、今秋公開)で強盗団のメンバー役で主演することが27日、分かった。西島は劇中で、互いに素性を明かさない強盗団の一員・安西幹也を演じる。

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強盗団は、ラブホテルで秘密裏に行われた、ヤクザの資金洗浄現場を狙い大金強奪の大仕事に成功。その後、メンバーはそれぞれの生活に戻るもののヤクザに追われる日々が訪れる物語。強盗団のメンバーを演じた俳優陣もコメントを発表した。

▽斎藤工(40=萩原政春役)「Goodbye Cruel World」に参加させて頂き、何かが摩耗して行く感覚と、何かがたぎる感覚が同時に訪れていました。満ち足りた喪失と言いますか、不思議で至福な狂える時間でした。この時代、この作品が必要な方が必ずいると思われます。かく言う私はその1人でした。

▽玉城ティナ(24=坂口美流役)美流として世界に居る時、とても苦しかったです。自分の居場所を見つけるのに必死で、追いかけてくるものからどうやって逃げ切るか。一息つく間もなく、生き延びないといけない。何を信じたらいいのかわからない美流の幼さと、切実さ、諦め、でも諦めたくない。世の中の矛盾。なんだか全部悔しくて、叫び出してしまいたかったです。でも、大森監督の前で脚本を声に出して読んだ時から、演じたいなと思っていました。知らない、と言い切れない彼女の生きる世界。監督、キャストの皆さんにとても助けられました。よろしくお願いします。

▽宮川大輔(49=武藤浩一郎役)キャストの皆さんがとにかく豪華で…! 僕は車を運転するシーンが多かったのですが、乗せてる人はすごい方たちばかりだし、用意してもらったアメ車はブレーキが全然利かないしで、いろいろな意味で緊張して大変でした。また現場では工くん、ティナちゃんと一緒に演じる機会が多くありましたが、監督が感情を重視してくださる方で、3人のやりとりも毎回ちょっとずつ変化があり、毎回新鮮な気持ちで演じることができました。終始楽しい現場で、この役を演じることができて大変光栄です。

▽三浦友和(70=浜田茂役)Cruelは粗野な、荒々しい、残酷な、冷酷な、非常な、悲惨な、痛ましいなどの意味があるらしい。まさにこの意味のどこかに当てはまる人間ばかりがこれでもかと登場する物語。Cruel World 狂えるワールド こいつら狂った人間ばかりだと傍観していると次第に、あ、こいつ自分だと気付いてしまう瞬間が訪れる。それは一見、市井の人の中にいるかもしれない。