「カムカム」桃太郎、レギュラー入り直後にまさかの失恋「7月20日はサラバ記念日」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第92話が11日に放送され、ヒロインひなた(川栄李奈)の弟・桃太郎(青木柚)が失恋。その時に詠んだ一句が話題になった。

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※以下、ネタバレを含みます。

この日の放送は、京都西陣高野球部2年生の桃太郎がついにレギュラー入り。ユニホーム姿で子どもの頃から思いを寄せる小夜子(新川優愛)に報告する。

そこで一句。

「『サードに入れ』と監督が言ったから7月20日はレギュラー入り記念日」

しかし…。一緒に帰路についた2人。桃太郎が「もし来年、甲子園に出られたら…」と告白しようとした瞬間、吉之丞(徳永ゆうき)が現れ、小夜子と交際していることが判明した。

今度は心の中で一句。

「『さよなら』と君の背中が言ったから7月20日はサラバ記念日」

以前、小夜子から薦められた俵万智の歌集「サラダ記念日」にかけて失恋の一句を詠んだ。

また、この日の放送では元NHKアナの小野塚康之氏が再登場。1993年の甲子園開幕日の様子を実況。開会式直後の開幕戦に京都代表の京都西が登場することを伝えた。

桃太郎の京都西陣高校は1、2年夏とも甲子園出場を逃している。その2年間はいずれも京都西(現京都外大西)が甲子園出場。93年は開幕戦で佐野日大(栃木)に7-2で快勝。2回戦は郡山(和歌山)を4-2で勝利、3回戦は鳥取西(鳥取)を2-1で破り8強入り。準々決勝で市船橋(千葉)に3-8で敗れた。

ちなみに桃太郎の最後の夏となる94年の京都代表は西城陽(にしじょうよう)高校。同年が甲子園初出場(その後は出場無し)。1回戦で大垣商(岐阜)に0-7で敗れている。ドラマで、桃太郎は甲子園出場なるのか注目される。