半年続いた「真犯人フラグ」が今日13日クライマックス 最終回前に過熱する真犯人予想

西島秀俊(2021年撮影)

西島秀俊主演の日本テレビ系連続ドラマ「真犯人フラグ」(日曜午後10時30分)が今日13日、第20話を迎える。2クール連続で放送されたミステリーもついに最終回だ。

同作は、妻の真帆(宮沢りえ)が突如失踪し、殺人犯の疑いをかけられたごく普通のサラリーマン凌介(西島)が、部下の瑞穂(芳根京子)らとともに真犯人捜しに奮闘するミステリー。19年の同局系大ヒットドラマ「あなたの番です」と同じく、秋元康氏が企画・原案を務め、同スタッフが再集結した。

折り返しとなった第11話から「真相編」がスタート。2月に入り、陽香(生駒里奈)、バタコ(香里奈)、一星(佐野勇斗)の逮捕劇が続く怒濤(どとう)の展開が続いた。同20日放送の第17話は同作最高の平均世帯視聴率9・0%を記録。同27日放送の第18話も平均世帯視聴率8・6%、翌週3月6日放送の第19話は8・9%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2桁視聴率も視界に捉えている。民放テレビポータルサービス「TVer(ティーバー)」でも常に上位にランクインしている。

SNS上では視聴者のさまざまな考察があがっており、特に真犯人の正体や動機の推理が過熱している。番組の公式サイトでは、視聴者投票による真犯人予想のランキングを公開。19話放送後の今月6日午後11時25分から同11日午前10時まで行われた最終投票の集計では、日野(迫田孝也)が全体の46%を得票し1位、河村(田中哲司)が16%で2位、真帆が11%で3位だった。凌介にとって学生時代からの親友2人が1、2位を占めている。

果たして視聴者の予想通りの結果となるのか、どんでん返しはあるのか。昨年10月から半年かけて紡がれてきたストーリーもいよいよクライマックスだ。