「サザエさん」と「海と日本プロジェクト」がタッグ 海の恩恵や海洋問題について周知啓発目的

「海と日本プロジェクト×サザエさん」発表セレモニーに出席した、左からフジテレビ渡邊渚アナウンサー、日本財団笹川陽平会長、長谷川町子美術館の川口淳二館長、サザエさん、フジテレビ遠藤龍之介取締役副会長、テレビ西日本河野雄一社長(撮影・大友陽平)

日本財団「海と日本プロジェクト×サザエさん」発表セレモニーが22日、都内で行われた。

69年放送開始で、最も長く放映されているアニメ番組としてギネス世界記録にも認定されている「サザエさん」と「海と日本プロジェクト」がタッグを組んで、幅広い世代に対して、海から受けている恩恵や海洋問題について周知啓発することが目的。4月から毎週日曜放送のテレビアニメのオープニングで、「海」をテーマにした情景が放送されるなど番組との連携や、海の疑問をひもとくことをテーマにした特別番組(9月中旬予定)の制作やイベントなどを行っていくという。

日本財団の笹川陽平会長は「我々は子どもの頃から海に親しんで大きくなってきたが、昨今は子どもたちの海離れが進んでいて、海に行ったことがない子どもも4割いる。『サザエさん』という、日本人のほぼ全員が知っている国民的番組を通じて、海について知っていただき、海に親しんでいただきたい」と話した。

またフジテレビ遠藤龍之介取締役副会長は、「プロジェクトのお話をいただいて、コンセプトに似合う番組はサザエさんに尽きると思った。53年というのは、テレビ界でも奇跡的な長さ。物を大切にすることや、礼儀を守る、思いやりを持つといった日本人の原風景が若い方にも共鳴していただいているのだと思います」。長年アニメの制作などに関わってきたテレビ西日本河野雄一社長も「全国ネットでの特別番組も放送して、サザエさん一家と海についてのことをひもといていきたい」と今後について語った。

セレモニーの司会はフジテレビ渡邊渚アナウンサー(24)が務めた。