川口ゆりな ガルプラファイナルで日本人参加者から掛けられた言葉とは

ソロデビューを果たした川口ゆりな(2022年3月撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

21日、配信シングル「Look At Me」でソロデビューした、モデルで女優の川口ゆりな(22)をインタビューした。

川口は、日中韓9人組ガールズグループKep1er(ケプラー)が誕生した、オーディション番組「Girls Planet999:少女祭典」(ガルプラ)のファイナリスト。応募総数1万3000人の中から日本、韓国、中国の3カ国で行われたオーディションを通過した各国33人、合計99人が参加。視聴者投票の結果、9人がKep1erのメンバーに選ばれた。川口は惜しくも14位だったが、その高いパフォーマンス力で、世界中のファンの注目を集めた。

ガルプラでは、心を動かされる場面が多々あった。その中で最も心にグッときた場面は、ファイナルの放送終了間際。デビューが決まった日本人メンバーが、川口の元へ一直線に駆け寄り、抱擁したシーンだ。川口に伝えると、「あそこやばいですよね」と笑いながら、こう続けた。

「後半になるにつれて、メンバーも少なくなっていって。絆とかもどんどん強くなっていって、仲の良かった子と『一緒に活動したい』という気持ちが本当にあって。(駆け寄ってくれた)彼女も、『ここで必ずデビューしたい。デビューするならゆりなと一緒に』って言ってくれていて。ファイナルで投票制度が変わった(1人1票に)ので、『順位は変動するだろうな』ってみんな想像していたんですけど…。私が結構、ずっと上位にいさせてもらえていたので、(デビューできなかったのを)ショックを受けてくれたみたいで。だから、前に他の参加者も多くいたんですけど、スタスタ私のもとに歩いてきてくれて(笑い)」

抱擁されながら、何か声を掛けられていた。それがずっと気になっていた。

「『絶対いつか一緒のステージに立つからね』って言ってくれて。一緒にデビューできなかったことが申し訳なかったけど、すごく寂しがってくれて…。私もデビューしたかったし、悔しかったし、『ごめんね』っていう気持ちもあったけど、そんなに悲しんでくれているのがうれしかったり(笑い)。毎日本当に、お風呂とトイレ以外はずっと一緒にいたので、そんなずっと一緒に居てくれた存在が、デビューが決まって、私は帰国が決まったので。離れてしまうっていう寂しさもあったり、いろんな感情が混ざり合っていました」

大切な仲間との出会い。そして、帰国。その後、川口もアーティストとして夢の一歩を踏み出した。「Look-」は「強さ」がコンセプト。オーディション時の“かわいい”川口からガラッと変わり、“かっこいい”印象を持つ楽曲だ。ミュージックビデオの衣装は4種類。アー写は、黒。ファイナルステージで披露した「Shine」の衣装に似ていた(川口は同ステージで白衣装)。実はこれも、川口チームのこだわりが詰まっていた。

「この衣装のアー写の打ち合わせの時も、私のファンの方はガルプラを見てくださった方がほとんどなので、ファンの方たちが(ソロデビューという新たな挑戦を)抵抗なく、受け入れやすいようにですね。かつ、これまでのイメージとはちょっと違ったクールさも加えたビジュアルにしたいって話し合っていました(笑い)。いきなりすごく違うモノをお見せして、『あれ?これ?』ってなってしまうのも、私自身もすごく残念なので。しっくりさと、新しさを求めてこれにしました」

デビュー曲にして、作詞も担当した。「Look-」のMVは、公開初日で50万回再生を突破。「私を見て」-。楽曲を通して、川口の強い決意が伝わってきた。【佐藤勝亮】