「伝説の一日」最終日、口上に登場の桂文珍「1度でも多く笑ってもらえるよう努めてまいります」

吉本興業110周年記念興行が行われているなんばグランド花月(NGK)(撮影・村上久美子)

<吉本興業創業110周年特別公演:伝説の一日>◇最終日◇3日◇大阪・なんばグランド花月

第1回公演の口上は、桂文珍(73)、ザ・ぼんち、トミーズ、ハイヒールによって行われた。

午前8時30分という早い時間での登場に、ハイヒール・モモコ(58)は「5時から化粧してまいりました。素顔ではアホの坂田師匠と間違えられるもので」。

トミーズ雅(62)は「40年前には、このNGKはなかった。NSCという芸人養成スクールがここにあって、1期生のトップを我々トミーズが引っ張りました」。これに進行役のかまいたち浜家(38)が「(トップは)ダウンタウンさん」と突っ込み、なごやかな空気に。

浜家から「時間がない」とせかされたぼんちおさむ(69)は「会長社長になりかわって厚く御礼申し上げます」とまじめに? あいさつした。

最後に文珍が「コロナやらウクライナやら、鬱々とした日々の中、ともに笑っていただくのが一番の幸せ。1度でも多く笑ってもらえるよう努めてまいります」と締めくくった。