阿部寛「一生懸命、優しさと愛情を持って」親のあり方と人の接し方熱弁 主演映画「とんび」初日

映画「とんび」初日舞台あいさつに登壇した、左から瀬々敬久監督、安田顕、阿部寛、北村匠海、杏、大島優子(撮影・村上幸将)

阿部寛(57)が8日、都内で行われた主演映画「とんび」(瀬々敬久監督)初日舞台あいさつで、親のあり方と昨今の世界情勢を踏まえた人の接し方について持論を熱く語った。

劇中で、北村匠海(24)演じる息子を男手一つで育てる父を演じ「親になった時は誰もが初めてで悩む。正しい親なんて多分、いない。その都度、失敗して生きていく」と力を込めた。その上で「世界もそうですけど、正しいことなんか押しつけるのが間違っている。一生懸命、優しさと愛情を持って人に接するのが大事」と訴えた。杏(35)安田顕(48)大島優子(33)も登壇。