20年3月に英王室を離脱して米カリフォルニア州に移住したヘンリー王子(37)とメーガン妃(40)夫妻が14日、極秘帰国し、エリザベス女王に面会していたことが明らかになった。 リラックスした様子でウィンザー城内を歩く2人の姿が、礼拝に訪れた人々によって目撃されたと英サン紙などが伝えている。2人が揃って帰国するのは王室離脱後初めてとなるが、長男アーチー君(2)と昨年6月に生まれた長女リリベットちゃんも一緒だったのかどうかは分かっていない。
また、夫妻は滞在中に確執が伝えられる父、チャールズ皇太子とも面会したと伝えられている。夫妻の広報担当者も帰国を認めている。メーガン妃にとっては、王室メンバーから人種差別的な発言を受けたと米CBSテレビで告白して以降初めての帰国となった。
報道によると、オランダのハーグで16日に開幕するヘンリー王子が創設した負傷軍人のための国際スポーツ大会「インビクタス・ゲームズ」に出席予定の夫妻が、その途中に英国に立ち寄ったものだという。
ヘンリー王子は、「家族の安全」を理由に英国滞在中の警察による警護を英政府から拒否されたことで、先月29日に行われた祖父フリップ殿下の一周忌の追悼式典を欠席して批判を浴びたばかりだった。ヘンリー王子は昨年、フィリップ殿下の葬儀と母ダイアナ妃の生誕60周年を記念した銅像の除幕式に単身で帰国しており、これが3度目の帰国となる。
エリザベス女王はひ孫のリリベットちゃんとこれまで1度も直接対面しておらず、新型コロナウイルスから回復した女王との対面がいつになるのか関心が高まっていた。6月にはエリザベス女王の即位70周年を記念する式典が予定されており、夫妻が出席するのかどうか注目が集まっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)