大河「どうする家康」古沢良太氏の脚本で早送り無用「ワクワクして面白くなるドラマに」チーフP

NHK大河ドラマ「どうする家康」の出演者発表会見に出席した、手前左から松重豊、山田孝之、松本潤、広瀬アリス、大森南朋、後方左から音尾琢真、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人

大河ドラマ「どうする家康」の脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏が務める。

制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーは、古沢脚本の魅力を「誰もが知る徳川家康の話を、先が読みたくなる話に仕立てる構成力やストーリーの面白さ」と話す。テンポのよい会話劇で知られる古沢氏による初のドラマ時代劇で「大河ドラマの芝居のテンポ、物語のテンポを上げたいと話している」と古沢氏の言葉を明かす。配信作品の隆盛でドラマを早送り視聴する風潮もあるが「スピードを上げなくてもワクワクして面白くなるドラマにしたい。古沢さんの凝縮した物語を1本1本の中で表現できるのかが、演出にとっては一番の挑戦」と語った。