TBS系で3月19日に放送された「報道特集」内の「ベラルーシ ルカシェンコ大統領への単独インタビュー」がギャラクシー賞3月度月間賞を受賞したと、20日、同局が発表した。
同賞は、放送批評懇談会が、日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組、個人・団体を顕彰するもの。
同インタビューについて選評として「街頭での庶民の声を丹念に拾い、厳しい統制の中でもウクライナへの共感を明言する勇気ある発言に感銘を受けた。興味深かったのは、それを大統領にぶつけた時の当惑の表情。独自の主体性を貫くという体裁と、昨年の選挙に伴う国内の混乱にロシアの力を借りた弱みという大統領の立場を逆手に取ったすぐれたインタビューだった」と。
さらに「ウクライナへの侵攻という暴挙に出たロシア・プーチン大統領。彼の熱烈な信奉者であり陰で支えるベラルーシのルカシェンコ大統領。報道特集は、1年以上前から大統領へのインタビューを企画していたという。このタイミングでの単独インタビューはさすが報道特集だ。金平茂紀キャスターの突っ込みも鋭かった」と評価された。
同番組辻真プロデューサーは「ベラルーシ大統領への単独インタビューは、TBSスパークルの匂坂緑里さんが、金平茂紀キャスターとともに1年半以上も前から粘り強く交渉を続けていたものです。その執念が、ウクライナ情勢が緊迫する極めてニュース性の高いタイミングで、大きなスクープに結びつきました」と振り返った。「岸将之ディレクターはじめ他のメンバーも、手ごわい取材先を相手に最後まで気の抜けないタフな作業をやり抜きました。チーム全体の力で実現した渾身(こんしん)の特集です」と胸を張った。